夏といえばスヘフェニンゲン。ビーチを引き立てるかわいい彫刻たち

観光・おでかけ

夏といえば、やっぱりビーチ。

ビーチといえば、オランダで知らない人はいないデンハーグの「Scheveningen(スヘフェニンゲン)」が一番有名です。

カタカナ読みをすると「スケベニンゲン」となり、在住日本人からは(違った意味で)その名をとどろかせているビーチだったり。

オランダ屈指のビーチ「スヘフェニンゲン」

夏には観光客でいっぱいになるオランダ・デンハーグのスヘフェニンゲンビーチ。

国内でいちばん名の知れたビーチです。

 

ちなみにオランダの有名画家「ファン・ゴッホ」はかつてデンハーグに住んでいて、スヘフェニンゲンを題材にした画が残されているほど。

 

ビーチに映える銅像群

スヘフェニンゲンで海を楽しむのはもちろんですが、個人的におすすめしたい楽しみ方が海沿いの彫刻鑑賞です。

おとぎ話の銅像 SprookjesBeelden

ビーチにあるウォーキングロードを、海を背にして右方向に進んでいくとかわいらしい彫刻群に出会えます。

 

大小さまざまな彫刻が密集しているこのエリアの名前は「SprookesBeelden(おとぎ話の像)」。

ちなみにこの像は、オランダ名物 Harring(塩漬けにしん)を食べている様子。

さすが海沿い、さすがオランダ。

みんなのための彫刻

誰もがいつでも彫刻を気軽に楽しめるようにというコンセプトで、アメリカ人彫刻家によって2004年に作られました。

このビーチの近くには彫刻をテーマにした「海辺の彫刻美術館(Museum Beelden aan Zee)」があり、その場所にちなんでビーチ周辺にはたくさんの銅像が立ち並んでいます。

おとぎ話をモチーフにした彫刻

ガリバー旅行記

たくさんの彫刻が細かに作り込まれているので、ひとつひとつじっくり鑑賞するのが楽しいです。

おとぎ話の彫刻という名前だけあって、それぞれ物語が題材になっているようで。

これはガリバー旅行記かな。

足はがっちり繋がれてます。

極小の小人が鍵をかけてる!

丸みをおびた形と、ゆるゆるな表情がなんとも言えずかわいい。

スズの兵隊

『スズの兵隊』踊り子さん?

太陽に向かってゆったりストレッチしているように見える。

カエルの王子様

カエルの王子様。王女様と一緒にベッドで寝ている様子。

実際の大きさは手のひらサイズなので、ちゃんと目を凝らさないと見逃してしまうかも。

ツッコミどころが満載のミニ彫刻の小丘。

アタマが地面に……!

指さし彫刻

指さし彫刻。指をさしている方向に進んでいくと「Museum Beelden aan de zee(海辺の彫刻美術館)」があります。

うまいことできてる。

後ろの彫刻との対比がこれまた面白いです。

 

 

「SprookjesBeelden」の彫刻群は、海沿いのオープンスペースにあるので無料で鑑賞できます。

海風を感じながら彫刻に癒されますよ〜。

スヘフェニンゲンビーチへ行った時はぜひ覗いてみてください。

 

ではまた!