みんな知ってるオランダ語のことわざ12選

オランダ語

こんにちは、まとです。

外国語において、意味を知っていないと全く理解できないものといえば「ことわざ」。

 

日本語でも学校で沢山のことわざを学びましたよねぇ。

オランダ語を学んでいると頻繁にことわざに出くわします。

 

ことわざって古くから使われているものが今に引き継がれているので、お国柄が特に色濃く反映されるなぁとつくづく感じています。

特に人生・生活に関する教訓や、ユニークな考え方を知ることができるのでおもしろい。

言語を通して文化を学べるのがことわざの良いところ。

 

簡単シンプルなことわざでも、会話の中でさりげなく使ってみると一目置かれることがあったり。知っておいて損はなし。

今回はオランダで誰もが知っていることわざ10個を厳選して紹介します。

 

オランダ語を学んでいる方はこちらもどうぞ。

人生に関することわざ

1. Wie goed doet, goed ontmoet.

直訳 「良いことをする人は良いことに出会う」
意味 「良い行いは、自分に返ってくる

 

オランダ語の「良い」は「goed」で、英語の「good」とスペルが似ています。

人生訓として心にとめておきたいことわざ。

2. Heb je geen paard, gebruik dan een ezel.

 

直訳「馬がないなら、ロバを使えばいい」
意味「他にも方法はある

 

つまるところ「どんな時でも何かしら方法・道はありますよ。」ということを示すことわざ。

 

ロバは馬の代わりになるのかは素朴な疑問ですけど。

行きづまった時、うまくいかない時に思い出したいです。

3. Geld moet rollen.

直訳「お金は回さなければいけない」
意味「お金は使うためにある

日本語で言うところの「お金は天下の回りもの」。

 

お金は使ってこそ価値がある、ということを表しています。この表現って国は関係なく普遍的な考え方なのかも。

高価な買い物をするときに、このフレーズをつぶやきながらレジに行きます(笑)

生活に関することわざ

4. Een kat in de zak kopen.

直訳「バッグの中の猫が買いものする」
意味「(質の悪いもの・価値のないものを)衝動買いをする。

 

オランダ語でこのフレーズが使われるのは、勢いで買ったものがすぐに壊れてしまったときや、期待以下だったとき。

買ったものが価値に見合わないことに対して使われます。

5. De kogel is door de kerk.

直訳「弾丸が教会を通りぬける」
意味「過ぎてしまったことは取り戻せない

直訳がどことなく物騒なことわざ。聞いただけでは意味の予測が難しいです。

 

ことわざの意味は、間違いや失敗は取り戻すことができないですよ、ということを表しています。

ネガティブな出来事に対して悔やんでも仕方がないというニュアンスで使われます。

弾丸が教会を通り抜けるという表現がおもしろい。