自分の感情を「言葉」できちんと伝えることって大切ですよねぇ。
日本語が使えず、しかも自分の当たりまえが通じない日本国外となると、よりその重要性を感じます……。
「喜怒哀楽」のうち、言い回しを知っていないと日常生活で不都合が起きやすいのは「不快感・怒り」の表現なんじゃないか、と生活していてそう感じることが多いです。
わたしは日本のど田舎育ちで、不快感や怒っているときでもストレートに言葉にすることってあまりなかったんですね。
ても、オランダでは言葉にしないと本当に分かってもらえない。
なので毅然とした態度できちんと負の感情を表現しないといけない場面って多いです。
逆に、相手が不快感・怒りの感情を発しているときに理解できなかったらトラブルになることもありえます。
そんなことを思って、日常のあらゆる場面ですぐに使える不快感・怒りを表す15のフレーズを集めました。
フレーズをマスターしてぜひオランダ語会話に活かしてみてください。
※各フレーズにカタカナ読みを記載していますが、日本語にない発音も含まれるため表記はあくまで参考まで。
怒りの感情を表現するフレーズ
1. Ik ben boos.
(イク ベン ボース)
「怒っています。」
ストレートに怒っている感情を伝える表現。「boos」(怒り)の単語は特に強調します。
2. Ik haat jou.
(イク ハート ヤゥ)
「あなたが嫌いです。」
こんなにストレートに相手に伝える機会は滅多にないですが、聞いて分かるように覚えておいて損のないフレーズ。
3. Wie denk je dat je bent?
(ウィー デンク ユ ダッチュ ベント)
「あなた、何様なの?」
相手の横柄な態度・ことばに対してガツンと一喝するフレーズです。かなり強めの表現なので使う相手には気をつけたい。
目の前の相手に使う怒りフレーズ
4. Wat is er mis met jou?
(ワティス エァ ミス メット ヤゥ)
「いったい何考えてるの? / 頭おかしくなったの?」
相手に問題があるのではないかと指摘したいときに。
このフレーズで自分自身の動揺も相手に伝えることができます。
5. Ben je gek geworden?
(ベン ユ ヘク ヘウォーデン)
「ありえないでしょ! / 狂ってる!」
英語で言うところの「Are you crazy?」ですね。
フレーズの言い方や表情によっては「すごい!」と称賛するポジティブな表現としても使われることも。
6. Het is jouw schuld.
(ヘティス ヤゥ スフルド)
「あなたのせいだよ。」
相手を責めるときに使うお怒りフレーズ。口論やけんかのときによく登場します。