オランダは美術館大国です。
首都アムステルダムは、なんと街の人口密度あたりの美術館の数でなんと世界一を誇るほど。
国内いたるところに美術館があります。
ゴッホやフェルメール、レンブラントなど世界有数の名画を生みだしたオランダはまさにアートパラダイス。
今回はオランダの「芸術・美術」の分野で、日本でよく知られてる4人のオランダ著名人をたっぷりと紹介します。
Rembrandt(レンブラント)
オランダ黄金時代の巨匠
ヨーロッパ美術史において欠かせない人物といえば、巨匠とよばれる画家「レンブラント(Rembrandt Harmenszoon van Rijn)」。
オランダの黄金時代にあたる17世紀を代表する画家です。
オランダのLeiden(ライデン)という街の出身です。
製粉業を営む家族のもとで育ち、オランダ国内最古の大学である「ライデン大学」に一時期在籍していました。
法律家になることを期待されていましたが、芸術家としての道を志すことを決めて早々に退学しています。
レンブラントは若くして成功した芸術家として知られていて、なんと18歳という若さで画家として独立。
18歳で独立って事実にまず驚き。
持ち前の才能が素晴らしかったんだなと。
晩年は、浪費癖が響いて多額の借金をかかえた末に自己破産しています。
華やかなスタートとは裏腹に、老年期は苦しい暮らしを送っていたようです。激動な人生。
一生に一度は見ておきたい《夜警》
レンブラントの代表作といえば《夜警》は欠かせません。
レンブラントは「光と影の画家」と呼ばれており、夜警は彼の最高傑作と言われています。
まるで絵画にスポットライトが当たっているような緻密な光の表現が特徴的で、自然な明暗と輝きを描く技法は、まさに光と影の魔術師。
《夜警》は「アムステルダム国立美術館 (Rijksmuseum)」の大広間に展示されています。
その美しさと大きな絵画は、いつ訪れても圧倒されます。