こんにちは、まと(@matotje)です。
非日常体験ができるオランダの美術館が大好きです。
オランダ国内にはおよそ700もの美術館が点在しており、人口に対する美術館の密度が世界一!
知る人ぞ知る美術館大国のオランダです、ビバ・オランダ。
絵画「ひまわり」で有名なゴッホをはじめ「夜警」のレンブラント、フェルメールなど著名な芸術家が多いことでも有名ですね。
今回はオランダのデンハーグに暮らす筆者いちおし現地美術館4つをお伝えします。
1. デンハーグ市美術館 Gemeentemuseum Den Haag
デンハーグを代表する美術館のひとつといえばデンハーグ市美術館です。
オランダ語の名称は「Gemeentemuseum Den Haag」
近現代の絵画や彫刻・建築・デザインを幅広く楽しむことができる総合美術館で、館内はとても広く1日たっぷり楽しめる美術館です。
デンハーグ中心街から少しはずれにあるこの美術館は混雑もほとんどなく、週末でもゆったり楽しめます◎
オランダ抽象画家ピエト・モンドリアンの最大級コレクションに触れる

Victory Boogie Woogie - Piet Mondorian
誰もが一度は目にしたことがあるこのデザインはオランダ抽象画家ピエト・モンドリアン(Piet Mondorian)の作品で、この美術館では世界最大級のモンドリアン作品を有していることで知られています。
わたしはこのカラフルポップなデザインが大好きでこれまで何度訪れたことか…。
モンドリアン好きにはたまりません。
デルフト焼きの常設展は必見
オランダ市美術館の常設展も魅力のひとつ。
オランダ伝統工芸品として名高いデルフト焼きの常設展がおすすめです。
大小あらゆるデルフト焼が展示されており青と白のきれいなコントラストに終始うっとり。

デルフト焼きミッフィーにも出会えます
中国の陶器や日本の伊万里焼きなどアジアの影響を受けている「デルフト焼き」はデザインや色がとても身近に感じられます。
この常設展では鏡や照明がセンス良く活用されて展示品の魅せ方が息を飲むほどに美しかったことが印象的でした。足を運んだ際はぜひチェックしてみてくださいませ。
・開館日: 火〜日曜日(月曜日休館)
・時間: 10:00 – 17:00
・料金: €16(18歳以下は無料)
・公式HP: Gemeentemuseum Den Haag
・住所: Stadhouderslaan 41, 2517 HV Den Haag
2. マウリッツハイス王立美術館 Mauritshuis
デンハーグの美術館2つ目は、オランダでは知らない人はいないと言われる「マウリッツハイス王立美術館」。
デンハーグ市内のど真ん中に位置するロイヤル感あふれる美術館です。
かつては身分が高い客人向けのホテルとして利用されていましたが現在は美術館として親しまれています。

レンブラント出世作として名高い『テュルプ博士の解剖学講義』
マウリッツハイス館内自体は市立美術館ほどの大きさはないながらも、オランダ黄金時代を代表とする貴重な絵画がところ狭しと展示されており見どころがたくさん。
特にレンブラントの出世作である『テュルプ博士の解剖学講義』は必見の名画です。

『真珠の耳飾りの少女』- Johannes Vermeer
そしてマウリッツハイスの名物といえばフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』。
学校の美術の授業で紹介されていたあのフェルメール代表作品が生で鑑賞できるんです!
最近は日本でもフェルメール展が開催されていたようですが、期間中は大混雑で鑑賞することもひと苦労だったとか。
オランダマウリッツハイスではフェルメール作品がゆっくり鑑賞できるうえ写真撮影もOKです(フラッシュ撮影は不可)。絵画とツーショットもできちゃいます。
お土産ショップで来訪記念グッズ購入

真珠の耳飾りの少女ダック
マウリッツハイスのミュージアムショップはおもしろいグッズが目白押しでついつい立ち寄っています。
最近発見したお気に入りは「真珠の耳飾りの少女」を模したダックちゃん。
じわじわきませんか、これ…。
美術館に展示されている作品をモチーフにしたキッチン雑貨やテーブルウエア・アクセサリーなどが販売されており、お気に入りの逸品が見つかること間違いなし。
おみやげ購入にはうってつけの場所です。
・開館日: 全日開館
・時間: 10:00 – 17:00 (月曜日のみ13:00-18:00)
・料金: €15.5(18歳以下は無料)
・公式HP: Mauritshuis
3. ローマン自動車博物館 Louwman Museum
デンハーグから車で約10分ほどの場所に自動車専門の「ローマン自動車博物館」があります。
外観の建物の迫力と庭園の美しさは圧巻。
オランダのローマン一家がコレクションした世界中の自動車200台以上が展示されている美術館です。
一家族で自動車200台って、、スケールが違いすぎて目が落ちそう。
自動車に特化しているだけあって館内はとても広い!
初めて訪れたときは一周するのに半日以上かかったので時間に余裕がある日に来訪するのがベターです。
車に詳しくなくても楽しめる館内
車好きの方はもちろんですが、クラシックカーやアンティーク車など見たこともないような珍しい自動車がたくさん展示されていることから車に詳しくなくてもどっぷり車の世界を楽しめることが魅力。オーディオガイドもあります。
館内も広々としていてゆったり閲覧できるので、家族の週末のおでかけにもおすすめですよ。
1920年代風のおしゃれカフェは必見
館内の順路をぐるりとひと通り回ると最後にカフェスペースにたどり着きます。1920年代の街中をイメージしたカフェで、とにもかくにも内装・デザインがかっこいい!
美術館の中にいることを忘れそうなカフェ空間に一歩足を踏み入れると、歩き疲れも一気に吹き飛びます。
カフェではランチメニューが充実しており、私のオランダ人の友人はここへランチのためだけに来ているとか。次回行ったときはランチレポートします。
前回カフェでお茶をしたときはランチではなくショウガティーをいただきました。
串刺しショウガをそのまま入れちゃうところがシュールすぎる。
世界有数のコレクションを誇るローマン自動車博物館で車の世界にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。
・開館日: 火〜日曜日(月曜日休館)
・時間: 10:00 – 17:00
・料金: €16 (子ども€6〜)
・公式HP: Louwman Museum
4. 子ども絵本美術館 Kindereboekenmuseum

子供絵本美術館の外観
4つ目の美術館は、デンハーグ中央駅(Den Haag Centraal)から徒歩3分の場所にある駅近の「子ども絵本美術館」です。
エントランスは1階ではなく階段を上がって2階にありますのでご注意を!
オランダ王立図書館と同じ建物の中にあり、美術館自体は1階と2階の一部フロアしかないのでそこまで広くはありませんが、子どもを連れて一緒に遊ぶ場としてはもってこい。
絵本から飛び出たはらぺこあおむしとご対面
おすすめスポットは世界中で大人気の絵本「はらぺこあおむし」の子どもが遊べるエリアです。
カラフルでかわいいこのブースではたくさんのキッズが遊んでいました。オランダの隠れインスタスポットなのではとひそかに思っています。
ゆっくり楽しむなら朝イチで
子ども絵本美術館に日中の時間帯に行くと、オランダママさん達がキッズを連れてこぞって来館しており人がごった返し状態。
開館時間の10:30と同時に来訪するとゆっくり楽しめます。お子さんの写真撮影会で来てもいいかも。

オランダのキャラクター「ミッフィー」のお遊びエリアももちろんあり
オランダといえばミッフィーということで、ミッフィーお遊びエリアもありました。
大人が入るとかなり小さく感じるかもしれませんがとポップなデザインがとても癒されました。
・開館日: 火〜日曜日(月曜日休館)
・時間: 10:30 – 17:00 (月曜日のみ13:00-18:00)
・料金: €9(子ども€6.5〜)
・公式HP: Kindereboekenmuseum
以上オランダデンハーグの魅力美術館4つでした。
4つともデンハーグ中央駅より20分以内でアクセスができるので、デンハーグに立ち寄った際はぜひ足を運んでみてくださいね。