天然サトウキビ由来。毎日使いしたいオランダ発「BE O Bottle」

サステナブル

こんにちは、まと (@matotje) です。

最近は「脱プラスチック」の動きがとても盛んですよね。

 

プラスチックといえば、身近なのがペットボトル飲料。

 

オランダには自動販売機コンビニってほとんどないので、出かけるときにはペットボトルの代わりとなる水筒が欠かせません。

オランダでいちばん有名な水筒といえばDopperですが、今回はサトウキビから作られた環境・身体にやさしいボトルについてご紹介。

 

サトウキビ由来のBE O bottle

BE O Bottle とは

BE O Bottleは、サトウキビを原料とした環境にやさしい植物由来のボトルです。

プラント(植物)から作り上げるプラスチックで、環境によいインパクトを与える

をミッションとして、生まれたエコボトル。

温暖化の原因となるCO2の排出を格段におさえられるとして、注目されている植物由来のプラスチックを利用した商品です。

 

一般のプラスチック製品のほとんどは石油から作られますが、植物由来のこのボトルはサトウキビを原料とした環境にやさしいボトルです。

 

オランダの百貨店で見つけて購入したんですが、使い心地がとても良い。

 

BE O Bottleは、オランダの若手起業家 Damir Perkic氏によって生み出されたエコボトル。

発売当初、わずか3か月で25,000本ものボトルが一気に購入されたヒット商品です。

原料はブラジルのサトウキビ

ボトルの原料は、サトウキビの搾りかすから採れる糖蜜。

ブラジルの畑で採れたものが利用されています。

 

本来なら捨てられてしまうこの「絞りかす」。

これを生産側があえて買い取って、エコなボトルとして生まれ変わります。

廃棄物を買い取ってもらうことでサトウキビ農家もボトルの生産者もうれしいサステナブルな仕組みです。

画期的なシンプルデザイン

サステナブルなだけでなく、見ためも洗練されているBE O Bottle。無駄がなくシンプルなデザインが気に入っています。

1本あたり500mlでたっぷり入る大容量。

ボトルはとても軽くて、形状がスラっと細長いので持ち運びに重宝してます。

コップとしても利用できる2段階ボトル

このボトルの最大の魅力は、ボトルが上下に分かれてコップとしても利用できること。

真ん中の分かれ目の部分をクルクルっと回すと簡単に2つに分かれます。

飲み物をシェアしたり、シェイカーとして利用したり。

用途が広がりますね。

植物原料ボトルの使い心地

BPA フリーで安心安全

プラスチックというと、溶け出しだ成分が体内に取り込まれる可能性のある「BPA(ビスフェノールA)」という物質が懸念されます。

かつては容器やコーティングに広く使用されていた化学物質です。

長期的な影響が不明確なため多くの製造メーカーが使用を中止しています。

BE O Bottleは植物から作られているボトルなので、BPAは含まれません。安心!

ボトルは食洗器対応BP

フタと本体がこんな感じできれいに分かれます。お手入れも簡単。

食洗器洗いにも対応しているので、使い終わったら1日の最後にサクッと洗えますよ。

BE O Bottle1つあたり1本の木が植樹

BE O Bottle 公式サイトより

ボトルを購入すると、1つあたり1本の木を植えるプロジェクトが行われています。

公式サイトによれば、1本の木が年間に吸収する二酸化炭素の量は15kg以上にも及ぶとか。

 

ボトルを購入するだけで、間接的に環境にも貢献できるって素敵。

ダブルでうれしい仕組みです。

外出のお供はエコボトル

今回はサトウキビから作られた環境・身体にやさしいボトルについて紹介しました。

人・環境・社会にやさしいエコボトル、今後も毎日使いになりそう。

オランダメーカーのものであれば、Dopper社のエコボトルもおすすめ。

 

廃棄されるはずの原料をうまく利用して、イケてるアイテムに変身させるサーキュラーエコノミーなBE O Bottle。

とてもオランダらしい商品だなと感じます。

創業者によると、今後はお弁当箱や食器も販売していきたいとのこと。今後の展開が楽しみ。

エコな生活、実践中。

 

ではまた!