世界中で多くの人に愛されるものといえば「チョコレート」。
オランダ土産というと、チーズやチューリップ、ミッフィーちゃんグッズなどが浮かびますが、わたしはいつもオランダ発のチョコレート「Tony’s Chocolonely(トニーズ・チョコロンリー)」をお土産として購入します。
チョコレート生産において「搾取される人・児童労働」をなくすチョコレートづくりを掲げて、オランダから世界へと発信を続けているチョコレートメーカーです。
ストーリーの詰まったこだわりチョコ、トニーズ・チョコロンリーをオランダ土産に加えてみませんか?
今回はオランダのトニーズ・チョコロンリーについて詳しく紹介します。
トニーズ・チョコロンリーとは?
オランダ発のチョコレートメーカー
トニーズ・チョコロンリーとは、オランダ発の「チョコレート」メーカーです。
100%スレイブ・フリー(チョコレート生産の奴隷となる人がいない)チョコレートづくりを行っていて、そのこだわりのチョコレートがオランダ国内外で注目されているんです。
トニーズ・チョコロンリーは、ヨーロッパのサステナブルブランドとして過去2年連続トップ入りをしているほか、2015年にはアメリカにも進出しています。
オランダで最も勢いのあるチョコレートメーカー!
トニーズ・チョコロンリーのはじまり
トニーズ・チョコロンリーのはじまりは、オランダ人ジャーナリストのTeun van de Keuken氏(英語名 Tony)が、オランダのテレビ番組に携わったことがきっかけ。
テレビ番組ではアフリカのカカオ農場が特集され、Tony氏は児童労働の現状を目のあたりにして衝撃を受けます。
現在、世界の8割以上のカカオはアフリカで生産されていて、生産者は児童労働や不公平な賃金で働かされているのが現状。
カカオ生産・コーヒー豆などのフェアトレードの裏側はこちらの書籍に分かりやすく書かれています。
カカオ生産のずさんな現状を目の当たりにしたTony氏。
チョコレートが生産されてから販売までに、関わるすべての人が搾取されることがない「スレイブ・フリー」なチョコレートを作ろうと立ちあがりました。
・拠点:オランダ
・生産開始:2005年
・購入できる主な場所:オランダのスーパーマーケット・雑貨屋等