お元気様です、まと (@matotje) です。
どんな場面でも話題にできる便利トピックといえば「天気」の話。
オランダでも初対面・知らない人や話や気の置けない友人など、誰とでも日常的に会話にあがります。
天気予報が当てにならないことが多いオランダの変わりやすい天気の話は、誰でも共感することができる格好の話のネタです。
基本的なお天気表現
Het is zonnig.(晴れている)
シンプルに晴れている状態を表すときには、このフレーズが一般的。
そもそも晴れることが少ないオランダでは、頻繁に使う機会がないのが寂しい。
晴れたときはぜひ言ってみてください。
Het waait.(風が強い)
風がいつも縦横無尽に吹くオランダでは、この表現は頻出。
主語のHetは三人称単数なので「waaien(吹きつける)」の活用形が「waait」に変化します。
三人称単数の動詞は最後に必ず「t」がつきます。
Het bewolkt.(曇っている)
「Het bewolkt.」に関連して「wolk」は名詞の「雲」にあたります。
天気のことを話すときには、英語の「It」にあたる「Het」が主語になります。英語と同じような用法ですね。
Het regent.(雨が降っている)
これもご想像のとおりよく使われる表現。
今ではなくて、これから雨が降るだろうという表現は「Het gaat regenen.」で未来形となります。
Het onweert.(雷が鳴っている)
雷がなっている様子は「Het onweert.」というフレーズで伝えます。
「on」ではなく「weert」の方にアクセントを置いて発音するのがポイント。
おもしろい天気の表現
Rokjesdag – スカートの日
「Rokjesdag」をそのまま訳すと「スカートの日」。
直訳だけ聞くと何がなんだか分からないですが、意味は1年のうちスカートをはけるくらい暖かくなった最初の日のこと。
個人的な体感だと、夏以外の季節は寒すぎて(風が強すぎて)よっぽど暖かくならないとスカートはけません。
オランダではパンツスタイルが圧倒的に多いこともうなずけます。
Hondenweer – 犬の天気
「hondenweer(ホンデンウィア)」は直訳すると「犬の天気」。
犬を表す名詞「honden」と天気「weer」から成り立つ単語です。「大雨」の様子を表しており、由来は大雨は犬がよろこぶ天気だからとか。
日本の童謡の『雪やこんこ』ってありますよね。あの曲中の、犬はよろこび庭かけまわり〜的な発想なのかな。
今回は知っておくと何かと便利な「天気」にまつわる11の表現を紹介しました。
ちょっとした世間話や会話にぜひ取り入れてみてください。
ではまた!