スカッとしたいとき、頑張ったとき、疲れたときのビールは格別ですよねぇ。
世界的に知られるオランダのビールといえば「ハイネケン」ですが、オランダには個性的なクラフトビールもたくさんあります。
このあいだ、オーガニックスーパーへ行ったときに日本風な見ためのクラフトビール「iKiビール」を発見。
世界で初めて有機緑茶が使われたビールで、有機認証も取得しているオーガニックなビールです。
インパクトがありすぎる見ためが目を引く!
iKiビールとは?
iKiビールとは、オランダで製造・販売されているクラフトビールです。
日本にインスパイアされてつくられたビールらしく、どどーんと大きな「生」の文字が。
オーガニックの緑茶を使ったビールということで、EUオーガニックの認証されています。
オランダの東に位置するヴァーヘニンゲン大学(Wageningen University)の食品科学部を卒業したArjen Hemelaar氏によって開発されたビールです。
日本の「僧院」に3年間滞在していた時に、このビールの着想を得たのだとか。
なぜ僧院にいたのか気になる。
内容量:330ml
アルコール度数:4.2%
ビアスタイル:エール
原産国:オランダ
斬新すぎるプロモーションCM
iKiビールのプロモーション動画がYouTubeで公開されていました。タイトルはずばり「サムライ」。
昭和風な雰囲気のなか、サムライが刀でビールの栓を開ける様が斬新すぎる……。
iKiビールが購入できる場所
iKiビールは主にオランダの以下の場所で販売されています。
公式サイトの情報によると、iKiビールはオランダのほか、フランスやデンマーク、フィンランドなどオランダ周辺の国々で販売されています。
iKiビールの味は?
緑茶とビールの融合
iKi ビールには緑茶が使われており、醸造工程の初期段階からオーガニック栽培の緑茶の葉が配合されています。
煎茶が使われているため「抗酸化」成分も含んでいるとか。
アジアの原材料と西洋のビール醸造の融合が生み出すユニークな味わいがウリのようで、緑茶とビールをベースに以下のとおり多様なフレーバーが展開されています。
・iKi Ginger(ジンジャー)
・iKi Raz el Hanout (スパイスビール)
・iKi Pepper(ペッパー)
・iKi Zero(ゼロ)
iKiビール ゆず味
まずはiKiビール発売当初からのロングセラー商品の「ゆず」味から。
エールなだけあってまろやかな味わいがあり、女性にウケそうな口当たりです。枝豆とか冷やっこがあったら最高。とても呑みやすいので、グイッと一気に飲んでしまいそう。
ボトル裏面には日本語で「ゆずと煎茶を使った のどごし爽快生きビール」の表記が。
どんな味がするのか期待大でトライしたのですが、正直なところ肝心のゆずの味の主張が小さい……! 言われなければ普通のビールとして飲んでしまいそうな勢いです。
iKi ビール ジンジャー味
こちらがiKiビールのジンジャー味、黄色のシールが目じるし。どでかい「生」の文字の下に「GINGER」と記載されています。
緑茶が使われているので、ビールの色が気になっていましたが緑色なわけではなく、琥珀のような赤みのある色でした。
実際に飲んでみたところ、グラスを口につけた瞬間からジンジャーの香りが感じられて、一口飲んだあとも口のなか香りがふわっと広がります。ゆずと比べるとフレーバーの味が分かりやすいです。
個人的には飲んだあとのジンジャーの味がさわやかで、こちらの方が好みでした。
リフレッシュしたい時にもってこいの一杯です。
日本にインスパイアされたiKiビール
今回はゆずとジンジャー味を試しましたが、他にも3種類フレーバーがあるのでこちらも気になるところ。
日本とオランダが産んだビールということで、お土産としてもネタになるかもしれません。見かけたらぜひトライしてみてください!
・原産国: オランダ
・販売店: Ekoplaza, Makro, Marqt, Sligro 他
・フレーバー: 全5種(ゆず・ジンジャー・スパイス・ペッパー・ゼロ)
・公式サイト: iKi Beer