遊び心満載。オランダ発の日本式カラオケを体験してみた

Amsterdam

こんにちは、まと (@matotje) です。

無性にカラオケがしたくなるとき(大声で歌いたいとき)ってありませんか。

日本でのストレス発散法のひとつがカラオケだったので、たまに恋しくなるんです。

日本のカラオケは、国を越えて海外でも「KARAOKE」として知られています。

海外にあるカラオケは、日本式の個室カラオケではなくレストランやバーに行って大勢の見知らぬ人の前で歌うことがほとんど。

 

カラオケは気のおけない仲間と行く場所というイメージがあるので、海外式のカラオケはかなり気が引ける……。

今回は、アムステルダムに日本式の個室カラオケがあるバーがオープンしたと聞きつけたので、試しに行ってみました。

オランダのカラオケ&バー Duke of Tokyo

東京の公爵

今回来訪したのはアムステルダムの中心地にある「Duke of Tokyo」。ここでは日本式の個室カラオケブースを楽しむことができます。

日本語名にすると「東京の公爵」らしい、なんともシュールなネーミング。

東京がテーマかと思いきや、大阪を思わせる「ふぐちょうちん」がお目見え。

ででん!


店内はバーが併設しており、お洒落な空間でカラオケとお酒を楽しむこともできます。

クラウドファンディンングから誕生

Duke of Tokyoは、アムステルダム出身の4人組が友人と気軽に楽しむことができる日本のような個室カラオケを作りたいと一念発起。

クラウドファンディングで資金を募って誕生しました。

日本語のナレーションではじまるクラウドファンディンング用動画が、ツッコミどころが多くて面白いので必見。

Duke of Tokyoデューク・オブ・トーキョー)
■ 場所: Amsterdam
■ 営業日: 月〜木曜日(17:00 – 01:00)金曜日(17:00 – 03:00)
土・日曜日(14:00 – 01:00)
※2020年9月時点(コロナウイルスによる規制で変更の可能性あり)
■ 公式サイト: Duke of Tokyo (英語・オランダ語)
■ 住所:Reguliersdwarsstraat 37, 1017 BK Amsterdam

カラオケブースを利用するには

店内には合計8つのカラオケブースが用意されており、部屋の大きさによって2〜8名ほど対応しています。
公式サイトから希望のブースと時間を選択・予約が必須です(1回の予約につき2時間制)

Duke of Tokyo予約ページ

当日の予約時間になったら店を訪問するというシンプルなシステム。
最低料金は、2時間で1人あたり€12なのでオランダでは良心的な価格帯かなと。

アクセス

Amsterdam Centraal駅から地下鉄で約10分。(地下鉄52番 Rokin駅で下車)

徒歩では約20-25分ほどなので、時間に余裕があればアムステルダムを観光しつつ歩いて行くのもおすすめです。

カラオケブース内の体験

カクテルの種類が豊富

カラオケブースに入ったあとは、日本と同じようなスタイルで部屋からドリンクを注文することができます。

注文はブース内に設置してあるiPadから行います。

なんとも近代的!

ビールはオランダ名物ハイネケンの他、キリンビールがありました。
日本のリキュールを使ったカクテルも豊富に用意されていて楽しいです。

公式サイトによるとケーキの持ち込みがOKなので、友人のお祝いやパーティーにも使えるかも。

英語とオランダ語の曲のみ

いざ歌おう、と室内のモニターで曲を探していたところ気づいたのがカラオケの曲が英語・オランダ語の曲しか選べませんでした。

普通に考えると当たり前ですが、気分はすっかり日本だったので撃沈!

唯一見つけることができた日本語の曲は「上を向いて歩こう(英題: SUKIYAKI)」でした。

英語もしくはオランダ語の曲を知らないとあまり楽しめないかも。

こだわりの内装が楽しい

東京がテーマ

Duke of Tokyoに行ってみていちばん驚いたことが内装へのこだわり。
店名にTokyoをうたっているだけあって、東京の街をテーマとした空間が広がっています。

それぞれのブースの名前は東京の名だたる都市!

わたしが利用したときは「渋谷区」のブースでした。

看板がスクランブル交差点。いいね。

そのほか池袋や原宿ブースがあり、池袋なら一面にマンガのイラスト、原宿ならロリータファッションのイラストなどそれぞれテーマがあるようです。

トイレはこんな感じ。薄暗いなか赤と青でライトアップ。

歌い終わったあとはバーでゆったり

日本の居酒屋風なバー


カラオケで思いきり歌ったあとは、おとなりにある日本の居酒屋風なバーでゆっくりお酒を楽しむのがおすすめ。

店内の「東京の公爵」看板の主張がとにかく強い。

カラオケ中に注文したお酒が余ったら、そのままお酒を持ってバーで飲むこともできました。

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唯一の心残りは日本語の曲がほとんどないことでしたが、今後に期待……!

オランダでカラオケが恋しくなったら、ぜひ来訪してみてください。

Duke of Tokyo(デューク・オブ・トーキョー)
■ 場所: Amsterdam
■ 営業日: 月〜木曜日(17:00 – 01:00)、金曜日(17:00 – 03:00)
土・日曜日(14:00 – 01:00)
※2020年9月時点(コロナウイルス対策で変更の可能性あり)
■ 公式サイト: Duke of Tokyo (英語・オランダ語)
■ 住所:Reguliersdwarsstraat 37, 1017 BK Amsterdam