こんにちは、まとです。
オランダで生活していると、日本とは異なるオランダ食文化に衝撃受けることは少なくありません。
日本ではまず見かけないような珍味の発見、見たこと・食べたことがないものとの遭遇、食事に対する当たりまえの考え方の違い……等々。
異なる土地の食文化っておもしろいなとつくづく思います。
オランダの食って「おいしくない」と言われることが多いんですが。
個人的には質素に素材の味を楽しむような食文化が充実していて、おいしいものも沢山あるなぁと感じてます。
今回はオランダのびっくり衝撃をうけた10の食文化・食べ物について紹介します。
オランダ家庭の食事編
1. 主食はとにかくじゃがいも
オランダの国土面積は日本の九州ほどの大きさなのに、農産物輸出額は「世界第2位」の農業大国。
新鮮でおいしい野菜が手ごろな価格で手に入ります。
そんなオランダの主食といえば、もっぱら「じゃがいも」。
夕食には、必ずと言っていいほど主食にじゃがいもが登場します(オランダではあたたかい食事は基本的に夜だけ)。
夕食のメニューはたいてい「肉・野菜・じゃがいも」の3点セットの組み合わせ。
でもって、主食としてのじゃがいも調理のバリエーションにはいつも驚かされます。
サイコロ状・輪切りスライス・細切り・フライ・マッシュポテト…etc。
日替わりであらゆる形状のじゃがいも料理が登場します。
個人的には「塩こしょう・バター・生クリーム」のマッシュポテトが、やさしく懐かしい味で好きです。
どんな料理にも合わせやすくておすすめ。
オランダ母ちゃんの味「Stamppot(スタンポット)」
そして、オランダの家庭料理といえば「Stamppot(スタンポット)」。
スタンポットとは、マッシュしたじゃがいもに野菜やベーコンなどお好みの材料をミックスして塩こしょうで味つけしたもの。
素朴の味を生かしたシンプルな家庭料理で、オランダのお母ちゃんの味といえばコレ。
大きな燻製ソーセージを付けあわせて、一緒に食べるのがオランダ流!
2. サンドイッチが驚くほど素朴
オランダではあたたかい食事は基本的に夜だけ。
なので、朝・昼ごはんは「サンドイッチ」率がとても高いです。
驚いたのは、家で食べられているサンドイッチの中身が素朴なこと。
バターを塗ったパンに「チーズだけ・卵だけ・ハムだけ…」などびっくりするくらいシンプル。
加えて、野菜を挟んでいるサンドイッチってあまり登場しません。
見かけるとしたら、オランダにあるサブウェイくらい?
野菜がないとサンドイッチってモサモサで食べにくいと思うのはわたしだけじゃないはず……。
こちらは、オランダの病院に入院したときの朝食。
パンの付け合わせが薄切りチーズとバターだけ……泣きました。