オランダ食文化・習慣編
11. あたたかい食事はディナーの時だけ
オランダでは夕食時のみ温かい食事を食べる習慣があります。
朝はシリアル・パンやフルーツ、昼はサンドイッチと手軽なものを、夜に手の込んだ温かい料理を食べます。
野菜をそのまま茹でたり・焼いたりシンプルな調理法が好まれることもあってか、オランダの食事はおいしくないと言われることもありますけど、個人的に満足しています。
世界屈指の農業国であることから、新鮮で質の高い食材が安く手に入りやすいので素材を生かした料理が豊富。
12. 冷蔵庫はチーズでいっぱい
酪農が盛んなオランダの名産といえば「チーズ」。
世界的に有名な「ゴーダチーズ」はオランダのゴーダ市(Gouda)でつくられています。
オランダ家庭の冷蔵庫はいろいろな種類のチーズでぎっしり!
キューブタイプやパンにはさむシートチーズ、持ち歩き用チーズなどなど、種類が豊富でとにかく安いです。
しかもうまいっ!
街中にはチーズをメインに販売する専門店も多いためチーズを食べる習慣が生活のなかに根強いています。
オランダは世界一身長が高い国として知られていますが、そのヒントは普段から気軽にチーズをはじめ乳製品が取り入れられることにあるのかも。
13. 主食の王様はじゃがいも
オランダの主食は「じゃがいも」がよく食べられています。
オランダ語では「Aardappel(アーダペル)」。
蒸したり、焼いたり、マッシュポテトにしたりとディナーのお供として大活躍。
スーパーに行くと所狭しとじゃがいもが陳列されており、その種類の多さは目を見張るほど。
1kgあたりおよそ200~300円くらいで手に入ります。安いっ!
14. 朝ごはんに大量のチョコレート
オランダのびっくり食習慣・文化として朝食に「チョコレート」が取り入れられているんです。
とはいえそのままチョコレートをがっつくのではなく「ハーゲルスラッハ(Hagelslag)」というチョコフレークをパンの上にふりかけて食べます。
いわゆるごはんにかける「ふりかけ」ならぬパンのための「チョコふりかけ」。
朝から甘いもの全然OK! むしろウェルカムなオランダの食文化恐るべしです。
お土産としてもおすすめしたい逸品で、こちらで詳しく紹介しています。