お元気様です、まと (@matotje) です。
世界的に知られる語学学校「EF Education First」が行う世界の英語能力調査(EPI英語能力指数 2020年)によると、オランダは英語能力の高さが100カ国中1位。
たいていの人が英語が話せるという事実は肌で感じていましたが、まさか世界1位とは。
たしかにオランダ語が話せなくても、最低限英語さえできればなんとか暮らしていけます。
ただ、英語が達者な人たちがいる環境にどっぷり浸かっていると、よっぽど自分をふるい立たせないと、公用語のオランダ語を上達させるのは至難の道だったり。
オランダ生活と英語
わたしのオランダとの出会いは留学で、かつて1年半くらいオランダ現地の大学に通っていました。
授業はすべて英語で行われるクラスにいたので、もちろん周りはみんな英語がべらぼうに流暢。
対する当時の自分は、全くと言っていいほど英語での会話に自信ナシ(笑)。
英語での発言力はもっぱら弱かったので、毎日ヒーヒー言いながら英語漬けの環境で過ごしていました。
後からふり返ってみると、今こうして臆せず英語でアウトプットができる状態になれたのは、オランダ環境に身を置いたことが大きいなと。
どこで英語を習得したのかよく聞かれるのですが、「オランダ」と答えるといつも驚かれます。
メディアが英語だらけ
オランダの英語力が高い理由の一つにメディアの影響が大きいことが挙げられます。
オランダではテレビ・ラジオ・動画サイト等々……とにかくメディアが英語だらけ!
オランダにとって英語は遠い異国の言語ではなく、あくまで生活に密接に関わるもの。
特にテレビ番組は30チャンネル以上あり(地域によりますけど)、イギリスのBBCチャンネルにもアクセスできます。
テレビの吹き替え版はほぼ存在しない
何より特徴的なのが、オランダでテレビや映画鑑賞は字幕で鑑賞することが当たり前ってこと。
オランダ語の吹替え版がほとんどない!
映画館に行っても、オランダ映画以外はほとんど字幕のものしかなかったです。
あるとすれば、ミッフィーのアニメやディズニーなど、オランダのキッズ向けの子ども番組。
生活の中で耳から入っていくる英語情報が、日本と比べて圧倒的に多いです。
英語とオランダ語の関係
英語とドイツ語が混ざったような言語
この動画では、オランダで一番有名なF1ドライバーのマックス・フェルスタッペンが簡単なオランダ語を紹介しています。
他のメンバーがオランダ語の発音に悪戦苦闘している様子がおもしろい(笑)
これを観てもらうと、オランダ語が英語と似ていることが何となく聞きとれるかなと。
オランダ語は、英語・ドイツ語と同じ西ゲルマン語から成り立っていることもあって、英語とドイツ語の中間のような言語。
語順や似ている単語も多いため、そもそも英語の習得がしやすい言語であると言えます