こんにちは、まとです。
オランダで長く過ごしていると、すべてが素晴らしくて万々歳ハッピー!
というわけにはやっぱりいかず。
楽しいことやワクワクがある一方で、文化や言語、考えかたのちがいによってちょっとしたがっかりや落ち込む出来事もたくさん体験します。
でもこれって、ところ変われば大なり小なりどこにいても起こり得るものですよね。
なんとなく感じていた自分の当たり前とのギャップを言語化したいなと思って、オランダに来る前に事前に知っておきたかったこと、ちょっとがっかりだった10のことを取りあげてまとめてみました。
かなり具体的な内容が記載されているので、オランダのポジティブな面・良い面にフォーカスしたいって方には読み進めるのをおすすめしませぬ。
取りあげた内容はあくまで個人の私見ですのであしからず。
すべての人が同様に思いあたるわけではないかもしれないけれど、これからオランダ生活を始める人や、オランダ生活の実際ってどうなのよって人の参考になったら嬉しいです。
オランダカルチャーに興味がある人はこちらもどうぞ。
生活について
1. 衛生観念のちがい
日本で育った環境からオランダへやってくると、日本とオランダの衛生観念が全くちがうことにすぐ気づきます。
一番顕著なのは家に土足で出入りすること。
これはオランダに限らず、欧米あるあるですよね。
オランダでもたいていの家庭は屋内土足です。
それよりなにより私が体験したびっくりは、ある日オランダ人の友人と一緒に電車に乗ったときのこと。
スナック人参登場
車内で座った直後に友人が、ごそごそとカバンから「ミニ人参」を取り出して素手で食べ始めたんです。
仰天。
ウェットティッシュで手を拭かなくていいのか?!
というかなんでおもむろに人参が出てくる?!
……とツッコミどころ満載で。
勝手に食あたりとか大丈夫かと要らぬ心配してました(笑)
さらにびっくりなできごと
さらに別の日のこと、一緒に電車に乗った友人がお腹が空いたと言って、用意したランチ(サンドイッチ)を食べだしたところまではいいものの…
読んでいる本の上に直置き。
え、いいの?! 大丈夫なのかい?!
とツッコミを入れたら、わたしは気にしすぎだと笑い飛ばされ(笑)
おおらかとおおざっぱは紙一重とはこのことかと。
2. トイレで手を洗わない人が意外に多い
オランダの公共トイレを使っていて気付いたことが、やけにトイレの後に手を洗わない人を見かけるなということ。
トイレのあとの手洗いマップ
調べてみると、少し古いデータですがヨーロッパの国々の中でダントツ手を洗わない国がオランダだということが判明。
え、ちょっ、オランダ?!
マップの%が小さいほど、手を洗っていない人が多いです。
オランダの割合は50%、つまり半分が手を洗っていないことに!
文化的なものなのか、はたまたそういう習慣が希薄なのか、いまだに慣れません。
3. 予約の突然キャンセル
オランダで予約が一方的にキャンセルされた経験は数知れず。
わたしが経験した突然の予約キャンセルは、保健所の予約・排水修理業・家の電気メーター業者訪問などなど。
主な理由は、担当者が風邪をひいたから、バケーション中だから、人が足りないからと非常に唐突で単刀直入。
オランダらしい…。
しかも前日や当日に知らされることが多く、次回の予約が数ヶ月先なんてことがザラにあるのでせっかちな人は慣れるのが大変かも。