暮らしに役立つオランダ語の長い4つの単語

オランダ語

こんにちは、まと (@matotje) です。

オランダでは、80割以上の人が流暢な英語を使いこなします。

そのためオランダ語が話せなくても生活にまったく困らないんです。

 

とはいえ、少しでもオランダ語でコミュニケーションが取れるとよりディープな交流が楽しめることもまた事実。

言語学習に欠かせないものといえば語彙力ですよね。

オランダの単語を学んでいると、2・3個以上の単語を組み合わせたながーい単語が多いことに気がつきます。

知らない単語かと思っていたら、単に知っている単語の組み合わせだったりすることがしばしば。

今回は備忘録もかねて、暮らしに役立つオランダ語のながーい単語4つを紹介します。

Ziektekostenverzekering – 健康保険

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Ziektekostenverzekering(ズィークテコステヴァゼーケェリング)
健康保険

英語と同じアルファベットを使用しているはずなのに、英語からは全く意味の想像がつかない単語。

 

ひと目見ただけではわかりませんが、この単語は3つのワードから成り立っています。

Ziekte(病気の)+ Kosten(費用)+ Verzekering(保険)

Verzekering 」という単語は保険を意味しており、他にも以下の複合単語があります。

    • 生命保険   Levensverzekering(レーベンス ヴァゼーケリング)
    • 自動車保険  Autoverzekering(オートー ヴァゼーケリング)
    • 葬儀保険   Uitvaartverzekering(アウトバート ヴァゼーケリング)

ちなみに、オランダではすべての人が健康保険への加入が義務化されています。

すべての人が民間の保険会社を自身で選択して加入しています。

 

Verzekering」を調べるとたくさんのオランダの保険を見つけることができますよ。

Levensverzekeringsmaatschappij – 生命保険会社

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Levensverzekeringmaatschappij
(レーベンスヴァゼーケリングスマースハッパイ)」- 生命保険会社

繰りかえしているとあやしい呪文のよう。

 

Leven(生命)+ Verzekering(保険)+ Maatschappij(会社)

 

オランダ語の保険「verzekering」という単語に人生を意味する「Leven」を合体させると生命保険という単語のできあがり。

Levensverzekering(生命保険)」の「maatschappij(会社)」= 生命保険会社

日本語の漢字はそれぞれの文字が意味を持つので、ここまで長い単語はめったにありませんよね。

Geneesmiddelenvergoedingssysteem – 医薬品返金システム

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Geneesmiddelenvergoedingssysteem
(ヘネスミデレフーディングスィステーム)- 医薬品返金システム

オランダの健康保険に該当する医薬品を購入した場合は、返金されるという制度です。

単語の中に含まれている「en」は英語で言うところの「and」で、オランダ語の接続詞です。

この単語を分解するとこうなります。

Geneesmiddel(薬)+ en(and)+ vergoedings(払い戻し)+ systeem(システム)

これをスラリと言うのは至難のわざ。

この単語は早口言葉レベルなんじゃないかと…。

Identificatienummer – 識別番号

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Identificatienummer(アイデンティフィカーチーナマー)
個人識別番号

直訳すると「個人識別番号」ですが、実生活では書類やメールに記載されている個人番号を意味することが多いです。

2つの単語が合体しています。

Identificatie(識別) +  Nummber(番号)

たとえば郵便受けに郵送荷物の不在票が入っていた場合は、そこに記載されているお問い合わせなど郵便の番号に対してIdentificatienummerを使うことがあります。

まずは簡単で短いオランダ単語から

暮らしに役立つオランダ語の単語4つを紹介しましたが、結局のところ短い単語が合体されて長い単語が成り立っています。

見づらくながーい単語を見かけたら、まずは知っているシンプルな単語がないか見てみるのがおすすめ。

オランダ語を本格的に学びはじめた方は、こちらもどうぞ。

ではまた!